People社員を知る

大学では観光社会学という学問を専攻し、社会問題や社会現象に着目しながら「観光」に焦点を当てて研究をしていました。文系学部出身のため学生時代はあまりコードに触れたことはありませんでした。ただし、当社ではエンジニアコースに内定した学生向けに「内定者向けプログラミング学習コース」が用意されていたので、卒業研究の合間に事前学習に力を注ぎました！

学生時代に不動産系と顧客管理系のアルバイトをしており、その際に会社内で使うシステムを扱うことがありました。そこで「こういう状況でシステムが使われているけれど、実際どういうふうに作られているのだろう」と興味をもち、就職活動時にさまざまな企業を探しました。その中で“予約システム業界最大手”を謳うコントロールテクノロジーを見つけ、「数千万人のユーザーに使われる大規模システムの開発に携わりたい！」との思いから入社を決めました。

先輩エンジニアが作った基本設計書をもとに、より詳しく詳細設計書を作成して開発を進めたり、バグが発生した場合の対応をしたりするのが主な業務です。あわせて、開発した機能が正しく動くかをテストするためのテスト仕様書の作成も担当しています。

ソースコードにバグを見つけた際の対策を練ることが大変だと感じます。非常に複雑なバグが発生した際は修正対応に追われてしまいます。バグに対して論理的に1つひとつ問題の紐を解きほどくことで、バグを修正することができて、最終的にプログラムが正常動作すると大きな達成感を得られます。

私自身が設計して開発したシステムが完成して、実際にユーザーに使っていただいているときに一番やりがいを感じます。当社のRESERVAは30万社に導入されており、年間3,000万人の予約を処理し、政府機関や大学などでも数多くの導入実績を有します。このような大規模なSaaSプロダクトの開発に携われることで、「世の中に貢献している」という実感を持つことができ、魅力的だと感じています。

「考える力」と「調べる力」だと思います！開発業務はチームで行うものなので先輩に相談することは多々あるのですが、それ以前に自分自身で考え抜いて徹底的に調べ抜くことも重要だと考えています。実際、先輩のエンジニアに質問したところ、複雑だと思っていたことがこんなに単純なことだったのかと気づくことがありました。わからないことに直面しても難しいと決めつけず、まずは自分自身で考え抜いて調べるスキルが大切です。

入社してみて、非常に自由な環境だと感じました。オフィス内は開発に集中できる環境が整っていますし、部署間での会話も頻繁にありますね。ときどき笑い声が聞こえることもあります。開発部門は1人で黙々と仕事をすることが多いですが、疑問に感じたときはすぐに先輩に聞けて解決できるため、作業しやすい雰囲気です。

入社当初、開発エンジニアはコードと向き合って開発に専念することが多いのかなと思ったのですが、各種仕様書を作成したり、ミーティングをしたりするため、仕事内容は多岐に渡ることがわかりました。

はい。私が最初に模擬で開発した画面が顧客管理画面だったのですが、初めて見るコードと向き合うことになり、わからないことだらけでした。そのようなときに、先輩エンジニアの方が「まずはわかるところだけ理解して、わからないことがあれば後で質問して」と指導してくださって、嫌な顔をまったくせずに「ここはこうだよ」と優しく教えてくださいました。

自分自身の力でコツコツと仕事を進められる人や、コミュニケーションがとれる人が活躍できると思います。個々で集中して仕事ができる一方で、開発する上での疑問点を質問できることは大事ですし、他部門の先輩方に質問を投げかけることもあります。自分の意見をしっかり伝え、相手の意見を真摯に受け止められることは大切だと思います。

今後、RESERVAの機能が拡張されるときに、開発段階でのバグを少なくすることを目指したいです。開発途中でバグが発生してしまうとその分時間がかかってしまうため、その点に留意しながら作業を進めることが目標です。また、来年は新卒の方が入社すると思うので、新しいエンジニアが入社した際には、自分が先輩に教わったことを活かして丁寧に指導できればと思います。

当社のエンジニアは、企画から設計、開発まで携わることができるので大きな成長を実感できると思います。私自身の経験では、研修期間の1か月が経過した後から開発に入り、2～3ヶ月後には自分が開発した機能がリリースされました。自分が開発した機能がリリースされる達成感を早期に得られるのは当社の魅力だと感じています。エンジニア職に興味がある方はぜひお待ちしております！